気分が落ち込む。うつ病?適応障害?精神科や心療内科の受診目安や薬局で相談できることをご紹介

健康・予防

執筆者・監修者:薬剤師

気分の落ち込みが続くと「ただの疲れ?それとも、うつ病や適応障害?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、気分が落ち込むときに考えられる主な原因をはじめ、うつ病と適応障害の違い、精神科・心療内科を受診する目安をわかりやすく解説します。

また、近年需要が高まるオンライン診療や薬局で相談できることについてもご紹介します。ひとりで抱え込まず、適切なサポートを受けてくださいね。

気分が落ち込むときに考えられる主な原因

気分の落ち込みには、ホルモンバランスや体の病気、お薬の影響などさまざま原因があります。主な原因をみていきましょう。

一時的なストレスによる気分の低下

仕事や家庭、人間関係のストレスが続くと心身の疲労がたまり、気分が落ち込みやすくなります。自覚がなくても日常の小さなストレスが影響していることも少なくありません。

また、睡眠や休養が十分にとれていない状態が続くと、意欲の低下や不安感、イライラなどの症状につながることがあります。

ただし多くの場合、ストレスが軽減されたり休養をとったりすれば、徐々に回復する傾向にあります。まずは生活環境やストレス要因を振り返ってみましょう。

PMS

PMS(月経前症候群)は、生理前のホルモンバランスの変化により心や体にさまざまな不調が現れる状態です。お腹や胸の張り、便秘などの身体症状だけでなく、気分の落ち込みや不安感、涙もろさ、イライラなどの精神症状もみられることがあります。

症状は月経開始とともに軽くなることが多く、毎月同じ時期に繰り返されるのが特徴です。症状が強い場合は婦人科での相談も検討するとよいでしょう。

身体の病気や薬の影響

気分の落ち込みは、甲状腺機能低下症や副腎機能障害などの内分泌系の疾患や、パーキンソン病や認知症などの神経系の疾患が原因で起こることもあります。

また、服用しているお薬の副作用として気分の変化が起こる場合もあります。精神的な問題と思っていても体の病気が関係していることもあるため、症状が長く続く場合や体調の変化を伴う場合は医療機関で診察を受けることが大切です。

うつ病や適応障害など精神疾患

気分の落ち込みが2週間以上続き、日常生活に支障が出ている場合は、うつ病や適応障害などの精神疾患の可能性があります。次の症状がある場合は注意が必要です。

 食欲がない
 以前は好きだったことが楽しめなくなった
 眠れない
 将来に希望が持てない

早期に適切な治療を受けることで速やかな回復が期待できるため、つらい状態が続くときは一人で抱え込まず早めに専門家に相談するようにしましょう。

うつ病と適応障害の違い

うつ病と適応障害は、どちらも「抑うつ状態(強い気分の落ち込み)」であることには変わりないのですが、発症のメカニズムや治療方法などが異なります。

うつ病と適応障害の違いについて理解しておきましょう。

うつ病

うつ病は、はっきりした要因がなくても気分の強い落ち込みや意欲低下が長く続き、日常生活に大きな支障が出る心の病気です。発症には、脳内の神経伝達物質の働きの変化が関係していると考えられています。

うつ病とストレスとの関係は適応障害ほど明確ではなく、ストレスがなくなってもすぐに回復しないケースもあります。

治療においては、ストレスの少ない環境を整えたり、十分な休養をとったりすることももちろん大切ですが、抗うつ薬や抗不安薬などを使った薬物治療も並行して行っていくことが多いです。

適応障害

適応障害は、仕事や人間関係など特定のストレスがきっかけとなって気分の落ち込みや不安が生じる疾患です。要因となる出来事がはっきりしており、そのストレスから離れると症状の改善が見られる点が、うつ病との違いの一つです。

精神的な不調に加え、不眠や食欲低下などの身体症状がみられる場合もあります。

適応障害の治療においては、自分が置かれた環境を整え、ストレスの要因をできるだけ取り除くことが大切です。

精神科・心療内科の受診を検討したいサイン

気分の落ち込みがうつ病や適応障害によるものであった場合、早めに受診して適切な治療を受けることが大切です。
ここからは精神科・心療内科の受診を検討した方が良い症状について解説します。

心の症状

気分の落ち込みが長く続いたり、これまで楽しめていたことに興味が持てなくなったりする状態が続く場合は早めに受診することが大切です。

やる気が出ない、集中できない、自分を強く責めてしまう、将来に希望が持てないといった変化がみられることもあります。こうした心の不調が続き、日常生活に影響を感じる場合は、専門医への相談を検討するとよいでしょう。

睡眠症状

寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、朝早く目が覚めてしまうといった睡眠のトラブルも受診を検討すべきサインのひとつです。

十分な睡眠時間をとっているはずなのに疲れが取れないと感じる場合や、日中に強い眠気を感じる状態が続く場合も注意が必要です。睡眠の乱れが長期間続く場合は、心身の不調が関係している可能性があります。

身体症状

心の不調は身体症状として現れることもあります。

理由がはっきりしない頭痛やめまい、動悸、息切れ、胃腸の不調、肩こりや首の痛みなどの症状が続く場合は注意が必要です。また、食欲が低下したり、反対に過食傾向がみられたりすることもあります。

検査で異常が見つからないのに体の不調が続く場合は、精神的な影響が関係している可能性も考えられます。

日常生活への影響

心に不調を抱えていると、仕事や学業の効率が大きく低下したり、人に会うのが億劫になったりと日常生活にも影響が出てきます。家事や身の回りのことができなくなる、趣味を楽しめなくなるといった変化も重要なサインです。

こうした状態が続いて生活に支障が出ている場合は、早めに専門機関へ相談するようにしましょう。

精神科・心療内科の症状があるならオンライン診療を活用しよう

心に不調を抱えていても精神科・心療内科を受診するのはハードルが高いと感じる方も多いと思います。

そのような場合に選択肢の一つになるのがオンライン診療です。一般的なクリニックよりも予約がとりやすく、人目を気にせずに診察を受けられます。

オンライン診療を活用するメリット

オンライン診療は通院の必要がなく、自宅から受診できるため移動や待ち時間の負担がほぼありません。基本的にはホームページやアプリから24時間いつでも予約でき、比較的予約が取りやすい点も大きな特徴です。

また、病院へ通う姿を見られたり待合室で知り合いに会ったりする心配がなく、プライバシーを守りながら安心して治療を受けられる環境が整っています。

オンライン診療でできる治療

オンライン診療では、うつ病や適応障害に対して薬物療法と非薬物療法の両方が行われます。

薬物療法では症状に応じて抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬などが処方されます。ただし、オンライン診療では一部処方に制限のあるお薬がある点に注意が必要です。

症状や処方内容によっては、初診から対面での診察をご案内する場合もあります。また、診察後の状態に応じて、2回目以降に対面での診察をお願いする場合もあります。

一方、認知行動療法などの非薬物療法は考え方や行動の傾向を見直し、ストレスへの対処力を高める治療です。オンラインでの認知行動療法は一定の効果が得られることが報告されており、自宅というリラックスできる空間で治療を受けられるというメリットもあります。

精神科・心療内科オンライン診療ならエニキュア

精神科・心療内科の診療を受けたいなら、エニキュアで自宅から医師に相談する方法もあります。ここからはエニキュアのサービスについて紹介します。

事前に医師を選べる

エニキュアでは、診察を受ける前に医師のプロフィールを閲覧して自分に合いそうな医師を選べます。

万が一、診察後に相性が合わないと感じた場合でも、別の医師へ変更できるため安心です。

予約が簡単

エニキュアでは、LINEから最短3分で予約できます。スマートフォンだけで予約できるため、忙しい方や初めての方でも受診しやすいサービスです。

事前に問診票へ症状や悩みを詳しく記入しておくと、診察がスムーズになり、医師から適切なアドバイスを受けやすくなります。

柔軟な診察時間

エニキュアは、朝8時から夜24時まで診察に対応しており、学校や仕事、家事の合間など、自分の都合に合わせて受診できます。

「日中は忙しい」「夜しか時間が取れない」という方でも、ライフスタイルに合わせて無理なく相談できるため、時間にとらわれず、自分のタイミングで診察を受けられる点もメリットです。

薬は最短翌日に自宅に届けられる

医師が薬物治療の必要があると判断した場合、処方薬は最短翌日で自宅まで配送されます。薬局へ行く手間がないため、体調がすぐれないときや外出が難しい場合でも安心です。

オンラインで診察を受けたあと、そのまま自宅でお薬を受け取れるため、スムーズに治療を継続できます。

エニキュアは、予約のしやすさや柔軟な診察時間、お薬の自宅配送、医師の指名など、安心して相談できる体制が整っています。精神科・心療内科の受診を迷っている方やオンライン診療に関心のある方は、ぜひ受診利用を検討してみてください。

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薬局でも相談できること

気分の落ち込みを感じたとき、医療機関を受診する前に薬局で相談できることも多くあります。薬剤師は症状に合わせたお薬の選び方や受診の目安など、身近な専門家としてサポートしてくれます。

睡眠症状や身体症状に対応する市販薬や漢方薬の選び方

眠れない、疲れやすい、食欲がないなどの症状がある場合、薬局では症状や体質に合わせた市販薬や漢方薬の選び方について相談できます。現在の体調や生活状況をふまえて提案してもらえるため、自己判断でお薬を選ぶよりも安心です。

服用方法や注意点についても説明を受けられ、適切なセルフケアにつながります。

病院受診の目安のアドバイス

「どのタイミングで病院を受診すべきか分からない」と迷う場合も、薬剤師に相談できます。

症状の強さや続いている期間、生活への影響などを考慮し、医療機関の受診が必要かどうかの目安を教えてもらえます。

処方薬の副作用や飲み合わせ

すでに服用している処方薬がある場合、副作用の可能性や市販薬・サプリメントとの飲み合わせについて薬局で相談できます。体調の変化がお薬によるものかどうかの相談も可能です。

お薬の正しい使い方を理解することで、副作用のリスクを低減し、継続的な治療の支えになります。

生活習慣の整え方の提案

 症状の改善には、お薬だけでなく生活習慣の見直しも重要です。

薬局では睡眠リズムや食事・運動についてのアドバイス、ストレスとの向き合い方など、日常生活で実践しやすいセルフケアの提案を受けられます。

ひとりで抱え込まないために

不調や悩みをひとりで抱え続けると、心身への負担が大きくなりやすいものです。つらいときは周囲の人や専門機関の力を借りることが、回復への大切な一歩になります。

家族や信頼できる人に話す

つらい気持ちを家族や友人など信頼できる人に話すことで、気持ちが整理され、心の負担が軽くなることがあります。身近な人に現状を共有しておくことで、必要なサポートを受けやすくなり、孤立を防ぐことにも役立ちます。

相談窓口を活用する

公的な相談窓口や電話相談などを利用する方法もあります。専門の相談員が話を聞き、状況に応じた対応や支援先を案内してくれます。

匿名で相談できる窓口も多く、誰にも知られずに悩みを打ち明けたい場合でも安心して利用できるため、上手に活用しましょう。

早めに医療機関を受診する

症状が長く続いている場合や日常生活に支障が出ている場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

専門医による診断や適切な治療を受けることで、症状の悪化を防ぎ、回復を目指せます。早期に相談することで治療の選択肢も広がり、安心して生活を送るためのサポートを受けられます。

精神科・心療内科は予約が取りづらい、通院しているところを知り合いに見られたくないといった理由でなかなか受診できない方も多いと思います。

そのような場合はオンライン診療の「エニキュア」が役立ちます。エニキュアは最短3分でLINEから予約でき、朝8時から夜24時まで診療しているため、自分のライフスタイルに合わせてオンラインで医師の診察を受けられます。

気分の落ち込みなどの精神症状でお悩みの方は受診を検討してみてください。

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