導入店舗の声

INTERVIEW

40年以上続く個人薬局の新たな取り組みとして「つながる薬局」を導入。処方箋送信による家族のかかりつけ化が進んでいます。

コスガ薬局は、1980年に東京都大久保にあるショッピングモール内に開局し、40年以上地域住民の健康を守っています。「つながる薬局」は、新規処方箋獲得のための施策として2021年10月より利用を開始しています。本日は、同薬局で「つながる薬局」の運用を担当する小菅 秀和様に、利用状況や患者さんの反応、今後の展望についてお聞きしました。

コスガ薬局
薬剤師
小菅 秀和 様

 

まずは、コスガ薬局について教えてください。

コスガ薬局はショッピングモール内の薬局で、門前のクリニックはなく、近隣の医療機関からの処方が集まる面処方中心の薬局です。また、周辺には公営住宅などの住宅地があり、その住民が主な患者さんになります。

 

コロナ禍による処方箋応需枚数減少の解決策として「つながる薬局」を導入。患者さんの利便性向上により新規処方箋獲得につながっています。

 

つながる薬局導入のきっかけはなんですか?

長年開局していることもあり、常連の患者さんが多くいらっしゃっていたのですが、コロナ禍によって処方箋応需枚数の減少が続いたことで、新規処方箋の獲得が課題となっていました。薬局のWEBサイト作成やGoogleビジネスプロフィールの設定などネット上での周知活動は行っていましたが、さらなる取り組み強化のためにLINEでの集患を検討している際に「つながる薬局」の話を聞き、導入を決めました。

 

導入した結果、処方箋の動きに変化はありましたか?

処方箋は増えている実感があります。ネット上の周知活動との相乗効果なのか、一度も来局したことがない方からの処方箋送信も増えました。近隣に小児科が新たに開業し、そちらを受診する患者さんからの処方箋が現在、多く送られてきています。そのクリニックでは、複数の処方箋送信サービスを患者さんにご案内されていますが、その中のひとつとして「つながる薬局」を紹介いただいています。LINEで利用できる点が好評で、「つながる薬局」を選択する患者さんが多いと聞いています。

 

実際に使用している患者さんの反応はいかがですか?

やはりLINEという点で利用のハードルが低く、薬局での待ち時間をほかの予定に利用できるのが非常に好評です。処方箋送信機能を一度利用していただくと、その便利さに、これまで別の薬局でもらっていた家族の処方箋もまとめて送信されるようになり、家族のかかりつけ化が進められている実感があります。今後お子さんが成長したり、スマホを使える世代が高齢者になったときに、さらに「つながる薬局」の利用は広がっていくのでは、と期待しています。

 

処方箋送信の薬局側のメリットはどのような点で感じていますか?

まず、患者さんの来局前に処方情報を確認できる点です。先にお薬の準備を行うことができるので、余裕ができます。最近、小児科の処方が増えてきたので、準備に時間がかかることも多く、余計に恩恵を感じています。また、メッセージで患者さんと情報の共有ができるのもいいですね。体重の確認を行い、場合によっては来局前に疑義照会も行うことができます。ほかにも在庫状況の共有を行い、「全部そろってから取りに来る」だとか、「この薬だけは先に欲しいからもらいに行きます」というような患者さんとのコミュニケーションも取ることができるので重宝しています。

 

サポートページの支援資料も活用して患者さんへの周知につなげています。

 

お役に立てているようで嬉しいです。操作方法はどのように慣れていきましたか?

操作方法は、実際に薬局側、患者側両方の画面を操作してみることで理解できています。薬局側での操作方法が掲載されているサポートページがあり、そこで情報収集もしています。また、サポートページに掲載されている支援資料を活用し、店頭にポスターを掲示するなど、周知活動にも役立てています。

 

最後に今後の展望をお聞かせください。

今後は、オンライン服薬指導のニーズを探って取り組んでいきたいです。働き世代で時間をかけずに薬が欲しい方などはオンライン服薬指導のニーズがあると思うので、近隣で働いている方へのアプローチも検討していきたいと思います。

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