導入店舗の声

INTERVIEW

子育て世代の薬局ユーザーに「つながる薬局」はメリットを感じてもらいやすいです。

東京都八王子市に本社を構える株式会社メディックスは、関東で65店舗の薬局を運営しており、「あたたかく人に寄り添い、地域とつながるライフケアサポーター」をビジョンに掲げ、日々地域住民の健康を支えています。「しんわ薬局河辺店」は小児科クリニックの門前に位置し、患者さんの6割が6歳未満の、小児患者が多く来局される薬局です。こちらの薬局で「つながる薬局」がどのように活用されているかをお聞きしました。

株式会社メディックス しんわ薬局河辺店
管理薬剤師
安藤 祐規 様

「つながる薬局」により面処方の応需拡大を実現。待ち時間の削減にも貢献しています。

 

 

しんわ薬局河辺店では、門前の小児科クリニックからの処方箋応需割合が95%を超え、門前クリニックに頼ってばかりではよくない、という課題感を以前より持っていました。現在、面処方の応需拡大を目標として掲げ「つながる薬局」を推し進めています。

「つながる薬局」は、多くの方が日常的に利用しているLINEを利用したサービスですから、他のアプリなどに比べて患者さんへのご紹介がしやすく助かっています。「他のクリニックの処方箋も送ってもらえれば、待ち時間なくお薬をお渡しできます。」、「画像も送れるし、LINEでのご相談もできますよ」と登録時に一言お声がけをし、実際にご利用されてメリットを感じていただけた場面も多々ありました。そのため、門前の小児科のご利用だけだった患者さんが、定期でかかっている別のクリニックの処方箋も送ってくれるようになり、月3~4件ほどその患者さんの来局回数が増加したケースもありました。

また、錠剤の粉砕や、大量の軟膏混合など、時間がかかる処方をお持ちになる患者さんには積極的にお声掛けし登録してもらっています。これまで1時間ほどあった待ち時間が、病院から薬局までの移動時間に調剤を行うことで、待ち時間ゼロでお渡しできたこともあり、あらためて便利なサービスだと実感しました。

 

薬局全体で「つながる薬局」を推進。患者さんからの相談や服薬フォローにより、信頼関係の構築に寄与

薬局の壁に「つながる薬局」に関する掲示を貼って周知を推進

 

「つながる薬局」を薬局全体として推進していくにあたり、薬局職員全員に、推進する理由と動機を最初に説明し、集中率の低下や、患者さんとのコミュニケーションを深めるために必要なサービスであることから、前向きに取り組んでいきましょう、と話をしました。ベクトルを合わせることで、薬剤師、事務スタッフ全員で患者さんへのお声掛けを行うことができ、良い結果が生まれていると感じています。

患者さんから「つながる薬局」を利用したお薬に関する相談も増えてきています。「解熱剤を飲むタイミングを教えて欲しい」、「抗生剤を飲んだ後すぐ吐いてしまったがどうすればいいですか」等今まで電話でもらっていた相談がLINEに置き換わっている印象です。通常は空いた時間にLINEで返信しますが、抗生剤に関する相談など緊急性が高いと判断される相談に関しては、LINEで受けたとしても電話で返答するといったように、柔軟に対応を変えています。

今後は服薬フォローも「つながる薬局」を活用して進めていきたいと考えています。電話でのフォローの場合、患者さんと薬局で時間を合わせる必要がありますが、メッセージで服薬フォローを行うことができれば、お互いの空いた時間で連絡が取れるので患者さん・薬局双方のメリットになると感じています。よく利用する文章を保存しておける「テンプレート機能」や、患者さんの返信を2択のボタンにすることで返信率をあげる「選択回答ボタン機能」などを活用することで、より患者さんとのつながりを深めていきたいと考えています。

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