導入店舗の声

INTERVIEW

「つながる薬局」で新規処方箋が増加。 在庫状況の連絡もメッセージ機能を活用し効率良く実施できています。

ミネ医薬品株式会社は都内を中心に30店舗の薬局を運営しています。地域住民の健康寿命延伸を支えることを企業理念とし、ドラッグストア併設薬局も数多く構える同社は、2022年10月より「つながる薬局」を全店に導入しています。
今回はその中でも患者さんの利用が伸びているミネ薬局幡ヶ谷店の笹田様にお話を聞いてきました。

ミネ医薬品株式会社
ミネ薬局幡ヶ谷店
管理薬剤師
笹田 有希 様

 

-まずは、薬局の特徴について教えてください。

 

ミネ薬局幡ヶ谷店は、駅の近くに位置し、同ビル内には眼科と整形外科のクリニックがあります。2つのクリニックからの処方が半分、もう半分は面での処方を応需しており、比較的若い年代の患者さんが多いです。

 

 

患者さんのニーズに合わせて紹介する機能を変えることで利用者が増加。

処方箋送信による応需枚数増につながっています。

 

貴店では「つながる薬局」の利用者さんが増加していますが、声掛けで工夫されていることや取り組みについて教えてください。

 

まず、LINEを利用していそうな年代の患者さんには必ずご案内するようにしています。その上で、患者さんに合わせて紹介する機能を変えることが多いです。例えば、お薬手帳を忘れがちな方には「LINEでお薬情報が管理できる」という点を、小児科のお薬や一包化等、時間がかかる処方をお持ちの方には「処方箋送信機能を使うと待ち時間の短縮につながる」という点を強調して説明すると、メリットを感じて登録してもらいやすいです。

 

患者さんのニーズに合わせて声掛けの内容を変えていらっしゃるんですね。

 患者さん向けサービスの取り扱いは以前にもされていましたか?

 

「つながる薬局」が初めてのサービスで、最初は少し抵抗がありました。ですが実際に患者さんにご案内してみると、登録いただけることが多く、必要とされているサービスだと感じすぐに抵抗感はなくなりました。利用する患者さんが増えたことで、少し離れた医療機関の処方箋や、ご家族分の処方箋を送信していただけたり、新規処方箋の獲得にもつながっています。

 

処方箋送信機能を便利に使ってもらえているのですね。

 

1日60-70枚ほど処方箋を応需しているのですが、その内10枚以上が「つながる薬局」によって送られてくる日もあるので、活用いただいている実感があります。導入後、特に小児科の処方が増えました。小児科にかかる患者さんの中にはご兄弟で、月に複数回受診される方が多くいらっしゃるため、その内1人が「つながる薬局」での処方箋送信をきっかけに薬局に通い始めてくれると、そこから多くの患者さんにご利用いただくことにつながるので、積極的にご案内しています。送信いただくメリットは処方箋応需の枚数が増えるだけではなく、事前に送ってもらうことで薬局側では余裕を持ってお薬の準備ができ、患者さんも待ち時間が短縮され、双方にとってストレスのかからないお薬の受け渡しができるなどメリットが多いです。それに、メッセージ機能も良く活用しています。

 

在庫状況の連絡を、テンプレートや選択式の回答ボタンを活用したメッセージで行うことで業務効率化を実現。

 

メッセージ機能はどのように活用することが多いですか?

 

今は薬剤の在庫状況に関する連絡が多いです。出荷調整が続き在庫できていないお薬が処方されている時、電話ではなくメッセージで連絡することでつながりやすくなりました。テンプレートと選択式の回答ボタンを活用することで連絡の手間も大幅に削減できるので、業務効率化になっています。また、文字として残るので、対応方法や入荷日など大事な情報の認識に齟齬が生まれないことも利点ですね。

 

 

患者さんからの相談も受けますか?

 

例えば、皮膚科にかかっている患者さんからニキビのお薬の副作用について相談を受けたり、比較的若い年代からの相談が多く来るのを感じます。今まで電話だけだと若い年代の方からの相談を受ける機会が少なかったので、色んな年代の患者さんに寄り添えるようになったと感じています。

 

-今後の展望をお聞かせください。

 

これまでは声掛けに力を入れ、利用者を増やしてきましたが、今後は服薬フォローにも力を入れていきたいです。メッセージ機能は活用できているので、方針を決めて行っていく予定です。オンライン服薬指導も、近隣でオンライン診療を行っているクリニックがあり、今後ニーズの拡大が見込めますので、取り組んでいきたいです。

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