おおにし薬局
導入店舗の声
INTERVIEW
ご高齢の方には、メッセージ予約機能でリマインド。病院受診時もLINEでサポート。
秋田県秋田市に本社を構える株式会社サノ・ファーマシーは、東北を中心に55店舗の薬局を運営しており、「地域の健康生活支援ステーション」をビジョンに掲げ、介護施設や個人宅への在宅訪問も行うほか、管理栄養士が食事や栄養面でのアドバイスも行うなど、様々な面から、地域の皆様の「健康」を支えています。
「つながる薬局」を利用するにあたり、従業員数が多い店舗ならではの工夫や、高齢者が多い店舗での活用方法についてお話を伺いました。
- 株式会社サノ・ファーマシー 銀河薬局本店
- 薬剤師
朝賀千春様
高齢者が多い店舗では、リマインドの役目としてつながる薬局の「メッセージ予約機能」を活用しています。
つながる薬局導入以前は、特に高齢の患者様には、次回医師に確認してほしい内容をお伝えするのですが、 受診間隔が長いと当日までに忘れられてしまうことがよくありました。つながる薬局の「メッセージ予約機能」は、送りたいメッセージを次回受診日の朝や受診の時間に合わせて送信予約することができるため、診察前にリマインドするよう設定しています。送信予約は患者様とお話ししながらその場で設定できるので、送信漏れもありません。患者様にも忘れずに確認していただけました。通常のメッセージに加え、こうした利用でも使える便利さを感じています。
その他、メッセージ機能を利用して、双方のメリットになると実感する部分は、聴力に障害のある方とのコミュニケーションです。受け取り希望日時をお知らせいただけるのは本当に助かりますし、その時間に間に合わない場合には調剤完了予定時刻をすぐにLINEで送信できて、既読がつくことで相手に伝わったことも確認できました。
「つながる薬局」は、普段から使い慣れたLINEでメッセージのやり取りができるので、患者様も嬉しそうでしたし、紹介するとすぐに登録していただけました。お互いが楽にやり取りできるようになってすごく良かったです。
また、薬局からの問いかけに対して、営業時間内外関係なく患者様よりお返事をいただくことができるので、忙しい方にも負担なく利用いただけますし、服薬フォローアップに対する従業員の心理的負担の軽減にもなっています。
LINE以外での服薬フォロー対象者の管理にも利用しています。
当薬局は、市立病院の門前薬局として位置し、薬剤師11名、管理栄養士1名、医療事務5名、と比較的大きな店舗です。患者様ごとの服薬フォローアップのスケジュールを「ToDo管理機能」を使い、どの方がどのステータスなのか、いつどんな内容をフォローしなければいけないのか、カレンダー形式で管理しています。従業員が多い店舗ならではの運用の工夫としては、かかりつけ薬局登録リクエストや新規メッセージ受信を確認するためのアラームを調剤室内で設定して、その時手が空いている人がチェックするようにしたり、そこで確認した内容はホワイトボードで情報共有したりしています。
集患対策やサービスの利用促進に向けたサポート
つながる薬局では導入時のサポートとして、チラシやポスター、のぼりを発注できるキットがあります。通常であればデザイン、入稿、発注まで工数も日程もかかりますが、今回はフォームに入力するだけで効率的に発注ができました。チラシを受付時に配布し投薬時に声かけをすることで、新規の登録者も増え、通常導入時にかかる工数や手間を省くことができ助かりました。今後はカスタマイズの種類にも期待しています。
「つながる薬局」を利用することであらためて感じるのは、まず患者様に理解してもらう取り組みが必要だということです。そもそも「服薬フォローアップ」とはなにか。なぜ服薬フォローアップが必要なのか。こういうメリットがある。など、まずはそんな所を理解してもらう取り組みから、私たちは行う必要があるかもしれませんね。
そうすることで患者様の意識も変わり、今後は登録してこのサービスを利用する方を増やしていければと思います。
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カメイ株式会社
「つながる薬局」で患者・薬局双方の負担が少ない服薬フォローを実施し対人業務推進。かかりつけ化によって面処方も獲得できています。
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